「飯能には、こんなにも個性的で魅力あふれる人びとがいるのに、どうしてそれを伝えるWEB媒体がないんだろう」
私が初めて飯能のWEBメディアの必要性を感じたのは、22歳。大学3年の冬でした。
これからの時代に飯能のまちを本気で活性化していくためには、独自の感性・視点からまちの魅力や課題にアプローチするWEB媒体が必須になると考え、それなら自分がやってみようと少しずつスキルを身につけながら準備をしてきました。
あれから、早いものでもう3年半が経とうとしています。
高校から東京に出て外の世界というものを知ってから、飯能という田舎がイヤでイヤで仕方がなかった時期もありました。
それがいつからか、「飯能っていいところだよね」「飯能に生まれ育ってよかった」と思えるようになったのです。
人びとの心の温かさ、時間の流れのゆるやかさ、生まれ育った土地への愛着。それらを感じられるほどに、ちょっと大人になったのでしょうね。
飯能には、自分自身や家族との時間を大切にしながら夢や目標に向かってチャレンジする、素敵な人びとがたくさんいます。
飯能の地に根をのばして活躍する皆さんを少しでも支えたい。そして、もっと多くの人びとが飯能に来て、見て、触れて、この魅力を感じてもらいたい。愛する飯能を誇りをもって未来に託せるまちにしたい。
そんな想いを胸に、本日このウェブメディアをスタートいたします。
生まれたばかりの「hanoum」ですが、愛情をもってしっかりと育ててまいります。
「hanoum」を通じて、飯能にご縁のあるすべての人に”人と人のつながり”を感じていただけたら、こんなに幸せなことはありません。
ここにいたるまで、本当にたくさんの方々に支えていただいてきました。
温かく応援してくださる地元の皆さま、多方面からアドバイスをくださる起業家や投資家の方々、ビジョンに賛同し一緒にこのメディアを作ってくださる赤井恒平さん、そしてなにより心身ともに支えてくれている大切な家族。
いつも傍で応援し、ずっと励ましてくださり、本当にありがとうございます。
まだまだスタートラインに立ったばかりです。
飯能の新しい価値をデザインし伝えていくためにも、さらに全力で突き進んでまいります。
ローカルウェブメディア「hanoum」を、どうぞよろしくお願いいたします。
2017年 9月2日
「hanoum」編集長 中里 彩